AFTERNOON LAMBIC ep.6 ビール紹介
今回のラインナップになります。
どれもお店で2.3年熟成したランビックです。
若いランビックがベースのグーズフォントラディションもそろそろ飲み頃かなと思います。
各ランビック無くなり次第気分で違うものを開栓していきます。
・Oude Gueuze Tilquin a l’Ancienne
オーク樽で寝かせた1年、2年、3年物のランビックをブレンドし、無濾過の状態で瓶詰め後、最低6ヶ月間瓶内発酵させる。ウォート(麦汁)は、ボーン、リンデマンス、ジラルダン、カンティヨンの4種が使用されている。ドライな味わいと丸みのある酸が特徴的で、若めの樽に由来するほのかな苦みとフレッシュなレモンの香りが感じられる。本格的な味わいと飲みやすさを兼ね備え、ランビックが初めての方にもおすすめ。
・Gueuze Fond Tradition
1993年から販売を開始したこのビールは、糖類を加えずに伝統的なスタイルでグーズを造り出しました。やや白く濁った黄金色のビールは、喉越しが重厚で、弾けるような酸味とレモンのような風味があります。最初は、酸味が強く感じられますが、その酸味が口の中をスッキリさせ、最後には伝統的グーズの良さが大変よくわかる逸品です。
・HORAL's Oude Geuze Mega Blend 2021
ランビックを保護するための団体 HORAL による、複数のランビック醸造所のランビックをブレンドして造られる特別なオードグーズで、例年はHORALによるイベント「Toer de Geuze」でお披露目される。今回もイベントに向けて40,000本が造られたが、2021年の「Toer de Geuze」はCOVID19の影響で2022年に延期が決まっている。
メガブレンドは、2009年から2年に1度リリースされており、7回目となる2021年版では、下記の10醸造所の原酒が使用されている:
Boon De Cam De Troch Hanssens Tilquin Lambiek Fabriek (初参加)
Lindemans Mort Subite Oud Beersel Timmermans
・Cantillon Saint Lamvinus
は赤ぶどうを漬け込んだランビックです。元当主にはフランスでポムロールやサンテミリオンを生産するワイン醸造家が友人におり、二人の合作としてこのランビックは生まれました。メルローとカベルネフランをワイン樽で2~3年寝かせたランビックに漬け込んで作られます。ワイン樽1つに40~50kgのぶどうが使用されるという説があり、浸漬は3か月ほどとのことです。 見た目は紫と赤の中間と言えば良いでしょうか、非常にワインに似ています。赤ぶどうの香りが強く広がり、ランビックファンのみならずワインラバーにも納得して頂けると思います。
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AFTERNOON LAMBIC ep.6
11/11 15:00-23:00
11/12 16:00-21:00
予約不要、ランビックはティルカンやメガブレンド、カンティヨンのヴィネロンあたりにします。
フードメニュー
・鯖のサルティンボッカ
・白インゲン豆とたこのサラダ
・ホタテとアボガドのタルタル
・牡蠣とブリーチーズの焼きリゾット
・白子のフリット
・ムール貝のエスカベッシュ
・ランビックに合わせたチーズの盛り合わせ
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Lambicとは…
ランビックとは、ベルギーのブリュッセルの南西に位置するぺヨッテンラント地域でのみ醸造され、空気中の自然酵母や微生物を取り込むことで自然発酵で造られます。自然発酵酵母はブリュッセル近郊を流れるゼネ川に住み着いているとされる野生酵母の働きで発酵が起こり、グレープフルーツのような酸味や複雑な風味を持ち合わせる。リンゴの外果皮の野生酵母で発酵させた伝統的なシードルにも通じるものがある味わいです。
若いランビックと古いランビックをブレンドしたグーズやフルーツを加えて発酵させたものなど様々な種類が存在します。
11/12 (日) 15:00-22;00
11/6 (月) 19:00-23:00
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